好評の1000円スタート・オークションを開催します。終了日は20日(日)です。
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大日本名将鑑は明治10年(1877年)から明治25年(1882年)にかけて刊行された全51枚からなるシリーズ作品で、天照大神から徳川家光まで日本史を彩る名将・英雄51名が描かれ、芳年筆の絵で見る日本通史となっています。
小野好古は平安時代中期の武人,公卿で百人一首の歌人・小野篁の孫にあたります。
天慶3(940)年1月,藤原純友の反乱(天慶の乱)に際し、朝廷の命により下向、200余りの兵船を率いて大宰府(福岡県太宰府市)に渡り純友軍を討ちました。
和歌にもすぐれ、「拾遺和歌集」「後撰和歌集」などに歌が収められています。
本作品では小野好古による藤原純友軍討伐の様子が描かれています。
「千代田之大奥/千代田之御表」は江戸城における「大奥」と「表(公式の場)」の年中行事、遊興などの様子を描いた一大シリーズ作品で歴史資料としても貴重です。
犬追物とは鎌倉時代から始まった弓術の鍛錬法で流鏑馬,笠懸と共に騎射三物の一つに数えられます。
159m四方の馬場に多数の犬を放ち、騎手が所定の時間内で何匹犬を射たかを競いました。矢は刃のない鏑矢を用い、犬を殺傷しないようにしました。
弓の射方、命中場所など細かな作法があり、本作品の右図のような検分者(審判係)喚次役(呼び出し係)が用意されました。
初日の出の下、お多福を引き連れ、五穀豊穣・商売繁盛の神様である,大黒天が丑年にちなんで牛に乗っています。
大黒天が縁起物の瓢箪を掲げ、幸福・財産・長寿の三徳と具現化した神様である,福禄寿が牛に乗って瓢箪から飛び出しています。
暁斎最晩年の作品であるこの大変縁起の良い浮世絵を庶民は良い初夢を見られるよう買い求めました。
エジプトのカイロ近郊にあるフスタート遺跡から発掘されたものです。 フスタート遺跡では、数百もの布の断片が発掘されており、それらはおよそ8~17世紀のものになります。
フスタート(フォスタット)はアラブ軍がエジプト征服後に首都として642年に築いたエジプト最初のイスラーム都市です。現在のカイロの南約3kmに位置し、軍営都市として行政,軍事上の中心として繁栄しました。
969年のファーティマ朝によるカイロ遷都以後、フスタートは陶器,ガラス,紙,銅,染織などの生産地、またナイル川河口の港湾商業都市として栄え、インド・中国・シリアなどから様々なものが交易品として持ち込まれました。
14世紀に頂点を迎えたカイロ,フスタートの繁栄は、15世紀以降のペスト流行が原因で次第に衰えを見せ始め、現在のフスタート地区は廃墟と化しています。