好評の1000円スタート・オークションを開催します。終了日は22日(日)です。
宜しくお願いいたします。
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「金州城落城之図」三枚続 小林清親
小林清親はワーグマン・河鍋暁斎・柴田是真に師事し、日本画,洋画を学びました。従来の浮世絵に洋画的な光と陰影の技法を取り入れた風景版画を「光線画」と称して発表、好評を博しました。両国大火後は「清親ポンチ」と呼ばれる戯画・風刺画を雑誌「團團珍聞」などで描きました。日清、日露戦争時には戦争錦絵を多数制作し、本作品はその1作品となります。
豊臣勲功記「高松城水攻之図」三枚続 月岡芳年
天正10年(1582年)織田軍・毛利軍の間で起こった備中高松城の戦いにおいて織田軍の総大将を務めた豊臣秀吉による高松城の水攻めの場面が描かれています。
水攻めの最中に本能寺の変による主君・信長の落命を知った秀吉は毛利方と和陸を結び、明智光秀を討つ為に上洛を急ぎました。
月百姿:明治18年から明治25年にかけて刊行された全百枚からなるシリーズ作品で日本と中国の物語、詩歌、謡曲等から構想を得て様々な月の姿を表現した、芳年の晩年の大作です。
月百姿「はかなしや波の下にも入ぬへしつきの都の人や見るとて 有子」 月岡芳年
源平盛衰記に登場する有子は厳島神社の琵琶が得意な巫女でした。厳島を訪れた徳大寺実定に恋をしますが、それは叶わぬ恋だと悟り、画題の辞世の句を残し入水を果たします。
月百姿「史家村月夜 九紋竜」 月岡芳年
水滸伝に登場する史家は武芸に優れ、上半身に9匹の青竜の刺青を彫っていた為、九紋竜と呼ばれていました。放浪の旅の途中で魯智深と意気投合、梁山泊に入り、108星の一人となりました。