皆川泰蔵=編・芸艸堂刊の「コプト裂:古代エジプトの染織」に掲載されている貴重なコプト裂が入荷しました。

コプト裂とは4~5世紀を中心に、3世紀末~12世紀頃まで、古代エジプトのキリスト教徒であるコプト人が創始、 発達させた綴れ織りのことで、『コプト織』(Coptic weaving)ともいわれます。 衣服や敷物、室内装飾品などに用いられ、水鳥や植物、聖書中の人物や場面、幾何図形などを模様の主題としています。