滋賀県出身の女流日本画家、小倉遊亀のリトグラフ作品『赤絵と白椿』が入荷しました。

身近なものを題材にした人物画と静物画を色彩豊かに描き、近代日本画に新風を吹き込んだ小倉遊亀は
1932年に女性として初めて日本美術院同人となり、後に第二代理事長を務めました。
1980年には上村松園に次いで女性画家として二人目の文化勲章を受章しました。
2000年に105歳で天寿を全うするまで創作活動を続けました。

小倉遊亀らしい色彩に富んだ本作品は豪華な金地に描かれた赤絵と白椿が映える逸品です。

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